【データで見る】Jリーグの試合における先制点の重要性
サッカーの試合の解説や、選手や監督のインタビューから、先制点の重要性がコメントされます。本記事では先制点の重要性を、Jリーグの試合スコアから観察してみたいと思います。
先制したチームの勝率は?
2021, 2022年の2年間のJ1リーグの試合(全686試合)データから、先制チームの勝率を円グラフで確認してみました。
これを見ると、先制チームの勝率は62%程度であることが分かります。高いですね。
また、先制したものの、引き分けに終わった試合は全体の17.6%なので、先制したチームが勝ち点(3点 or 1点)を獲得する確率は、80%ほどになることが分かります。やはり、Jリーグの試合において、先制点はとても重要なものであることが分かりました。
先制したチームがホームチームであった場合の勝率は?
次に先制チームがホームチームであった場合の勝率を確認してみたいと思います。先制チームがホームチームであった試合は、2021, 2022のJ1リーグでは全331試合ありました。
これを見ると、先制チームの勝率は72.8%程度であります。加えて、ドローに終わる割合は18.4%であるので、ホームチームが先制すると、90%近い確率で勝ち点を獲得できることが分かります。
先制したチームがアウェイチームであった場合の勝率は?
次に先制チームがアウェイチームであった場合の勝率を確認してみたいと思います。先制チームがアウェイチームであった試合は、2021, 2022のJ1リーグでは全285試合ありました。
これを見ると、先制チームの勝率は64.6%程度であります。アウェイチームの場合は、やはりホームチームの場合と比べると、勝率が少し落ちるようで、逆転負けの割合が少し増えることが分かります。とはいえ、アウェイチームも先制すると勝ち点を獲得する確率は、85%ほどはあるので、先制点がとても重要であることが分かります。
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