【データで見る】Jリーグの試合はホームチームが有利なのか?
本記事では、ホームチームの優位性がJ1リーグの試合で成り立っているのかを、過去の対戦成績のデータから確認してみたいと思います。
J1リーグ20年間通算のホームチームの勝率は?
まずは、2003~2022年の20年間のJ1リーグの試合(全6,062試合)データから、ホームチームの「勝ち」「負け」「引き分け」の割合を示す円グラフを作成しました。
これを見ると、ホームチームが勝利する割合は、全体のおおよそ40%程度であることが分かります。
また、ホームチームが負ける割合は、全体のおおよそ34%程度であり、引き分けは約25%であることが分かります。
全体的な傾向としては、ホームチームが「やや優位」である、といったところでしょうか。
ホームチームの勝率、引き分け率の20年間の推移は?
20年間の通算成績では、ホームチームの優位性が確認できました。
次に、年度によって勝率、引き分け率にばらつきが無いかも確認しておきたいと思います。
次のグラフで、青線が各年度の成績、赤線が20年の通算成績の平均を表します。
▼20年間の勝率の推移:
▼20年間の引き分け率の推移:
多少の上下はありますが、リーグ全体で見ると、各年度のホームチームの勝率、引き分け率は、ほぼ一定の割合で推移していることが分かります。
ホームチームの勝率、引き分け率の月ごとの変化は?
続いて、20年間の通算成績(ホームチームの勝率、引き分け率)について、試合が開催された月ごとで変化があるのかを見てみたいと思います。
▼20年間の勝率の月ごとの変化:
▼20年間の引き分け率の月ごとの変化:
2月の試合は他の月と比べると試合数は少ないのですが、ただ、シーズン開幕当初は引き分けに終わる試合が多い傾向が多少ありそうです。
新チームの始動当初は、手堅い試合が多くなるのかもしれません。仮にそうだとすると、開幕戦のホームゲームはそれほどのアドバンテージにはならないことになりそうです。
自分が応援しているチームが、開幕戦で強豪チームのホームで対戦することは、見方によってはラッキーなのかもしれませんね。
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