【データで見る】FC東京の2023年前半戦(第1~17節)
本記事では、FC東京の2023年シーズンの前半戦を基本スタッツのデータを見て振り返りたいと思います。
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赤:勝ち
黒:負け
青:引き分け
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走行距離とスプリント回数
次のグラフは横軸が走行距離、縦軸がスプリント回数です。
走行距離とスプリント回数には相関関係があるようです。
そして、走らないと/走れないと試合には勝てない、という事実が見えてくるようです。
対戦相手との走行距離の比較
次のグラフは横軸がFC東京の走行距離、縦軸が対戦相手の走行距離です。
グラフ中にある直線は、FC東京と対戦相手の走行距離が等しい場合を表しています。
従って、この直線の右側にある点は、FC東京が相手よりもは走った試合であり、左側は相手チームの方が走った試合、ということになります。
FC東京は、相手チームよりも走れた試合は勝てている傾向にあるようです。
逆に相手チームの方が走れていた試合や、相手チームと同じような走行距離であっても走行距離が110キロを下回っているような試合は勝つことができていない結果が見えてきます。
走行距離とパス成功数の関係
走行距離とパス成功数に関係性があるかを見てみます。
次のグラフは、横軸が走行距離、縦軸がパス成功数です。
このグラフを見ると、パスがよく通った試合と、よく走った試合にはあまり関係性が見られないようです。
走行距離とシュート数の関係
走行距離とシュート数に関係性があるかを見てみます。
次のグラフは、横軸が走行距離、縦軸がシュート数です。
このグラフを見ると、パス成功数と同様に、シュート数が多い試合も、よく走った試合とはあまり関係が見られないようです。
走行距離と対戦相手のパス成功数の関係
走行距離と対戦相手のパス成功数に関係があるかを見てみます。
次のグラフは、横軸が走行距離、縦軸が対戦相手のパス成功数です。
このグラフを見ると、両者には関係があるように見えます。
対戦相手のパス成功数が多くなると、走行距離が伸びている傾向があります。これは走らされている面もあるのでしょうか?
パス成功数と対戦相手の走行距離の関係の関係
一方、FC東京のパス成功数が対戦相手の走行距離を長くすることになっているかを見てみます。
次のグラフは、横軸が対戦相手の走行距離、縦軸がパス成功数です。
このグラフを見ると、両者にはあまり関係があるようには見えません。
パス成功数とシュート数の関係
パス成功数の増加が、シュート数増加につながっているかを見てみます。
次のグラフは、横軸がパス成功数、縦軸がシュート数です。
このグラフを見ると、パス成功数とシュート数にはあまり関係が見えません。
パス成功数が多いからと言って、必ずしも攻撃がうまくいっている(シュート数が多くなる)わけではないようです。
対戦相手のパス成功数と、対戦相手のシュート数の関係
対戦相手のパス成功数と、対戦相手のシュート数の関係を見てみます。
次のグラフは、横軸が対戦相手のパス成功数、縦軸が対戦相手のシュート数です。
このグラフを見ると、FC東京があまり勝てない試合のパターンが見えてきます。
パス数が少ないチームを苦手としているのかもしれません。また、15本以上のシュートを浴びてしまう試合も1/3程度あり、守備の不安定さが数字に表れているようです。
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